律宗について学ぼう

葬儀について知りたい
先生、律宗ってどんな宗派ですか?

葬儀と法要の研究家
律宗は、唐招提寺を本山とする宗派です。鑑真が深く関わって成立しました。お経は「南無毘盧舎那仏」と唱えます。

葬儀について知りたい
鑑真って誰ですか?

葬儀と法要の研究家
鑑真は、中国の唐代の僧侶です。753年に日本に渡来し、唐招提寺を開山しました。戒律を重視したことから、律宗の祖師とされています。
律宗とは。
律宗は、国宝や世界遺産に登録されている唐招提寺を本山とする仏教宗派です。ご本尊は、奈良時代の僧侶である鑑真が中国から日本に伝えた盧舎那仏坐像で、光背(仏像の後ろにある後光をあらわす部分)を含めると5メートルを超える大仏です。律宗のお経は「南無毘盧舎那仏(なむびるしゃなぶ)」と唱えます。
律宗とは

律宗とは
律宗は、中国から日本に伝わった仏教の一派で、戒律を重んじる仏教宗派です。 戒律とは、仏教徒が守るべき決まり事で、律宗では、この戒律を守ることを最も重要なこととしています。律宗の戒律は、僧侶が守るべき戒律と、在家信者が守るべき戒律に分かれており、僧侶は250戒、在家信者は10戒を守ることが求められています。律宗は、戒律を守ることで、煩悩を断ち、悟りの境地に達することを目指しています。
律宗の成立と鑑真

律宗について学ぼう
律宗の成立と鑑真
律宗は、戒律を非常に重視する日本の仏教宗派の1つです。律宗の開祖とされる鑑真は、中国の唐で研究していた僧侶です。鑑真は、日本から唐に渡った多くの僧侶たちを戒律について指導しました。鑑真は、戒律を日本の僧侶たちに広めることを目的として、753年に帰国する途中で台風に遭い、現在の奈良県の地に流れ着きました。その後、鑑真は東大寺で修行し、鑑真がもたらした律宗の教えは、日本の僧侶たちに大きな影響を与えました。そして、鑑真は763年に唐招提寺を建立し、律宗の教えを日本に広めたのです。鑑真が日本にもたらした律宗の教えは、日本の仏教に大きな影響を与え、戒律を遵守することを重要視するようになりました。
律宗のお経

律宗のお経の特徴は、十誦律と四分律の経本を根本に置くことです。十誦律は、釈迦の十大弟子の一人である摩訶迦葉が、釈迦の言葉を編纂した経典です。戒律が中心であり、仏教の生活規範が詳しく書かれているのが特徴です。四分律は、釈迦の従兄弟であり、最初の弟子の一人である阿難が、釈迦の言葉を編纂した経典です。戒律が中心ですが、十誦律よりも簡潔にまとめられています。
これらの経本は、律宗の僧侶が読誦し、戒律を遵守することで、悟りを目指します。読誦することで、戒律の精神を体得し、仏教の教えをより深く理解することを目指しています。また、読誦することで、心が落ち着き、集中力を高める効果もあります。
戒律は、仏教の教えを遵守するために必要な規範です。律宗では、戒律を厳守することで、悟りへの道を歩むことができます。律宗のお経を学び、戒律を遵守することで、仏教の教えをより深く理解し、悟りの境地に近づくことができるのです。
律宗の本山

律宗の本山は、京都市右京区の西芳寺です。 律宗の開祖である鑑真和上が唐から帰国後、759年に創建した寺院で、律宗の総本山として現在も多くの僧侶が修行に励んでいます。西芳寺は、山号を金光山と称し、本尊は釈迦如来です。境内には、国宝に指定されている五重塔や、重要文化財に指定されている金堂、講堂などがあり、多くの観光客が訪れます。
また、律宗の本山として知られるもう一つの寺院は、奈良県橿原市の薬師寺です。薬師寺は、680年に天武天皇の勅命によって創建された寺院で、律宗の祖である鑑真和上が唐から帰国後に住職を務めた寺院としても知られています。薬師寺は、山号を薬王山と称し、本尊は薬師如来です。境内には、国宝に指定されている金堂や、重要文化財に指定されている東塔、西塔などがあり、多くの観光客が訪れます。
他にも、律宗の本山として知られる寺院は、京都市右京区の高雄山神護寺、京都市左京区の鞍馬寺、大阪府泉南市の孝恩寺などがあります。これらの寺院は、いずれも律宗の重要な寺院として知られており、多くの僧侶が修行に励んでいます。
律宗国宝・世界遺産

律宗国宝・世界遺産
日本の律宗寺院にある国宝や世界遺産は、その歴史、文化、建築の美しさで知られており、国の宝として大切に守られています。これらの国宝や世界遺産は、観光地としてだけでなく、仏教の教えや儀式を学ぶ場所としても重要な役割を果たしています。
律宗国宝として有名なものの一つに、奈良県唐招提寺の金堂があります。金堂は、759年に建立されたもので、日本の木造建築の最高傑作の一つとして知られています。金堂の中には、奈良時代を代表する仏像である「鑑真和上坐像」や「四天王立像」などが安置されています。
世界遺産として登録されている律宗寺院には、奈良県の東大寺があります。東大寺は、752年に建立されたもので、日本の木造建築の最高傑作の一つとして知られています。東大寺には、奈良時代を代表する仏像である「盧舎那仏坐像」が安置されており、その大きさは世界最大級です。
律宗の国宝や世界遺産は、日本の歴史、文化、建築の美しさを伝える貴重な財産です。これらの国宝や世界遺産を訪れることで、日本の仏教や文化についてより深く知ることができます。
