鯨幕・蘇幕とは?由来と神社での使用について

鯨幕・蘇幕とは?由来と神社での使用について

葬儀について知りたい

鯨幕と蘇幕の違いを教えてください。

葬儀と法要の研究家

鯨幕は、葬儀や法要の際に使用する白黒の幕のことです。蘇幕は、お盆や彼岸などの法要の際に使用する白い幕のことです。

葬儀について知りたい

鯨幕と蘇幕の使用される場面はどういうものですか?

葬儀と法要の研究家

鯨幕は、葬儀や法要の際に、祭壇の奥や左右にかけられます。蘇幕は、お盆や彼岸などの法要の際に、仏壇や神棚にかけられます。

鯨幕・蘇幕とは。

鯨幕・蘇幕とは、お葬式などで白と黒の幕が使われ始めたのは昭和に入ってからで、以前は黒い幕が使われていました。さらにその前は白い幕を使っていました。また、神社などではおめでたいことがあったときにも白と黒の鯨幕が使われることがあります。なぜ鯨幕というのかというと、幕の色が鯨の色に似ているためだと言われています。

鯨幕・蘇幕の歴史と由来

鯨幕・蘇幕の歴史と由来

鯨幕・蘇幕の歴史と由来

鯨幕・蘇幕の歴史は古く、鎌倉時代にまで遡ると言われています。 鎌倉時代には、神社や仏閣の屋根を覆うために使われていました。室町時代になると、武家や豪族も自邸の屋根に鯨幕・蘇幕を使うようになりました。江戸時代には、庶民の間でも鯨幕・蘇幕が普及し、家庭の屋根を覆うために使われていました。

鯨幕・蘇幕は、鯨の皮や蘇(大麻の茎の繊維)で作られており、防水性と耐久性に優れています。 また、軽量で持ち運びが容易なので、神社や仏閣の屋根を覆うのに適していました。鯨幕・蘇幕は、神社や仏閣の屋根を覆うだけではなく、神事や祭祀の際に使用されることもあります。

神社で鯨幕・蘇幕が使用される理由

神社で鯨幕・蘇幕が使用される理由

神道の神事における神に対する屏障として使用されるのが「鲸幕(くじらまく)」「蘇幕(そまく)」です。鯨幕は鯨の骨で作ったもの、蘇幕は麻で作ったものになります。

神社での使用理由としては、書院造りなどの建築方法で正面の扉以外をすべて閉じてしまっても、来訪者が神社に来たときに神様に対して、直接的に見ることができるように空間を作る必要があります。ただ、閉じたままだと閉鎖的で、気分が暗くなってしまいます。

そこで鲸幕や蘇幕は、神職にしか見えないよう工夫をされており、神聖な空間を保ちつつ、神様への祈りを妨げないようにしています。

鯨幕・蘇幕の素材と色

鯨幕・蘇幕の素材と色

鯨幕・蘇幕の素材と色

鯨幕・蘇幕はいずれも麻で作られており、色は白または薄い灰色です。麻は丈夫で水に強く、また吸湿性が高いため、神社での使用に適した素材と言えます。また、白または薄い灰色という色は、神聖な雰囲気を醸し出すのに適しています。鯨幕は、鯨の骨組みを象ったものと言われており、直線的なデザインが特徴です。一方、蘇幕は、曲線的なデザインが特徴で、蘇という植物の葉を象ったものと言われています。

鯨幕・蘇幕の使用方法

鯨幕・蘇幕の使用方法

鯨幕・蘇幕の使用方法

鯨幕・蘇幕は、神社で祭礼や神輿渡御などの際に使用されます。鯨幕は、神輿の前方に掲げられ、蘇幕は神輿の後方に掲げられます。また、神輿を担ぐ人たちが休憩する際には、鯨幕や蘇幕を神輿を覆うようにして使用することもあります。

鯨幕・蘇幕は、神輿を飾るための装飾品であると同時に、神輿を魔除けしたり、神輿の威厳を保ったりするための役割もあります。また、鯨幕・蘇幕は、神輿を担ぐ人たちの士気を高めたり、祭りを盛り上げたりする役割も果たしています。

鯨幕・蘇幕は、神社によって使用されるものが異なります。また、同じ神社であっても、祭礼の種類によって使用される鯨幕・蘇幕が異なることもあります。鯨幕・蘇幕は、神社の伝統や歴史を反映したものであり、神社の文化遺産として大切にされています。

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