修正会とは?その意味や由来を解説

葬儀について知りたい
葬儀や法要の用語の「修正会」について教えて下さい。

葬儀と法要の研究家
修正会とは、元旦から7日ぐらいまでの間に、寺院などの宗教施設で行われる行事のことです。旧年の悪事を懺悔し、新たな年を清々しい心で迎えるためのものです。修正会の期間中は、特別な法要が行われたり、読経や説法がされたりします。

葬儀について知りたい
修正会には、何か特別な決まりはあるのでしょうか?

葬儀と法要の研究家
はい、修正会にはいくつかの決まりがあります。例えば、参拝者は正装で参列することが望まれます。また、お参りの時には、合掌して一礼をし、静かに祈願します。修正会は、新しい年を清々しい心で迎えるための大切な行事なので、これらの決まりを守って参拝しましょう。
修正会とは。
修正会とは、元旦から7日程度の期間に行う行事であり、歳末に起こった悪いことを反省し、新しい年を祝うためのものです。
修正会の由来

修正会の由来は、平安時代、寛平9年(898年)に宇多天皇が過ごした年始の儀式に行われた除目(官人の任命)に端を発しています。当時、朝廷では毎年1月1日の元日に дворцовый праздникъ(式日の儀式)が行われていましたが、寬平9年に宇多天皇が「式日の宴を1月4日・5日に変更し、官人への辞令をその際に発表する」という詔を出しました。 これが修正会の始まりとされています。
除目とは、官人の任命のことです。当時、朝廷では毎年1月1日の元日に дворцовый праздникъ(式日の儀式)が行われていましたが、寬平9年に宇多天皇が「式日の宴を1月4日・5日に変更し、官人への辞令をその際に発表する」という詔を出しました。 この詔により、それまで1月1日に行われていた除目が、1月4日・5日に行われるようになりました。これが修正会の始まりとされています。
修正会は、「修正」とは「改める」という意味で、除目により官が改められることから、この名がついたとされています。また、修正会は「改政の会」とも呼ばれており、天皇が国の統治について改めることを誓った儀式であると考えられています。
修正会の意義

修正会とは、毎年1月15日に行われる、国家の安寧を祈る重要なお祭りです。天皇陛下が皇居内の宮中三殿に参拝し、五穀豊穣や国家安泰、国民の健康などを祈願します。修正会は、古くは平安時代から行われており、当時は「修正会(しゅごうえ)の御修法(みしゅうほう)」と呼ばれていました。
修正会には、国家の安寧を祈るという重要な意義があります。国家の安寧とは、国の平和と繁栄を意味します。天皇陛下は、修正会を通じて、国の平和と繁栄を祈願することで、国民の幸せを願っているのです。
また、修正会は、天皇陛下と国民が一体となって国家の安寧を祈る大切な行事でもあります。天皇陛下は、国民を代表して国家の安寧を祈願し、国民は、天皇陛下の祈願に共感し、国家の安寧を願います。これにより、天皇陛下と国民は、国家の安寧を願うという共通の思いを共有し、一体感を持つことができるのです。
修正会の行事例

修正会とは、毎年1月10日に行われる仏教の儀式です。修正会の行事は、鑑真和上による唐招提寺の開山に由来します鑑真和上が749年に日本に渡るまでは、東大寺で金鐘(かねがね)を鳴らして年頭の修正会が行われていました。しかし、鑑真和上が来日して以降は、唐招提寺でも修正会が行われるようになりました。
鑑真和上が伝えた修正会では、10日間をかけて様々な儀式が行われました。最初の3日間は、一切経に法華経を加えた「四分律蔵」を講じ、4日目から10日目までは、戒壇に登って戒を授ける「授戒会」が行われました。修正会は、僧侶たちにとって、戒律を再確認し、仏教の教えを深く学ぶ大切な機会でした。
唐招提寺の修正会は、今もなお受け継がれており、毎年1月10日に行われています。修正会の行事は、鑑真和上が伝えたものと同じく、10日間をかけて行われます。最初の3日間は、一切経の講じ、4日目から10日目までは、授戒会が行われます。修正会は、唐招提寺にとって、最も重要な儀式の一つであり、多くの参拝者が訪れます。
修正会の注意点

修正会の注意点
修正会では、数々の作法や注意すべき点があります。
まず、修正会は厳粛な儀式であるため、服装には注意が必要です。男性は正装または礼服、女性はモーニングドレスまたは色無地の着物などがふさわしいでしょう。また、靴は革靴やパンプスなど、フォーマルなものを選びましょう。
参拝する際には、神殿の前で一礼してから中に入ります。
お賽銭は、玉串料として賽銭箱に納めます。玉串料の金額は、一般的に1000円程度です。賽銭箱に入れる際には、両手で玉串料を捧げ、丁寧にお納めしましょう。
お参りを終えたら、神殿の前で一礼してから退場します。
退場する際には、振り返らずに真っすぐ歩くのがマナーです。また、修正会は神殿の中でのみ行われるため、境内での私語や立ち話は慎みましょう。
修正会に参加するメリット

修正会に参加するメリット
修正会に参加することで、様々なメリットを得ることができます。
まず、宗祖・親鸞聖人のお悟りを開かれた日を祝うことで、仏教の教えをより深く理解し、信仰心を強めることができます。
また、修正会では、僧侶による法話や読経が行われます。これによって、仏教の教えについて学ぶことができ、また、読経によって心を落ち着かせ、精神を安定させることができます。
さらに、修正会では、参拝者同士で交流する機会があります。これによって、同じ信仰を持つ仲間との親睦を深めることができ、また、仏教について互いに語り合うことで、信仰心をより深めることができます。
修正会は、仏教徒にとっては大切な行事であり、参加することで、様々なメリットを得ることができます。
