無縫塔とは?意味や由来・特徴を詳しく解説!

葬儀について知りたい
卵塔って呼ばれるお墓があるって聞いたんですけど、それって無縫塔のことですか?

葬儀と法要の研究家
そうですね。無縫塔は卵塔とも呼ばれるお墓です。無縫塔は禅宗の僧侶が亡くなられたときに建てられることが多いです。卵形をしているのが特徴的で、塔身、請花、中台、柱、基礎の5つのパーツから成り立っているものと、塔身、請花、基礎の3つのパーツから成り立っているものがあります。

葬儀について知りたい
無縫塔って卵形をしているんですか?

葬儀と法要の研究家
はい、無縫塔は卵形をしているのが特徴です。そのことから卵塔とも呼ばれています。
無縫塔とは。
無縫塔とは、禅宗のお坊さんが亡くなったときに建てられることが多いお墓のことで、卵塔とも呼ばれます。卵塔の名の通り、お墓の上部が卵形をしているのが特徴的で、五輪塔に似ています。
無縫塔は、主に、塔身、請花、中台、柱、基礎の5つのパーツから構成されているものと、塔身、請花、基礎の3つのパーツから構成されているものがあります。
無縫塔の意味や由来

無縫塔とは?意味や由来・特徴を詳しく解説!
無縫塔の意味や由来
無縫塔とは、仏舎利を納めるために建てられた塔で、構造上の接合部分に一切の釘や接着剤を使用せずに積み上げられた石塔のことをいいます。無縫塔の語源は、梵語の「ストゥーパ」に由来し、元々は土や石を盛り上げて作られた円形の墳墓を意味していました。その後、仏教が伝来すると、ストゥーパは仏舎利を納める塔として発展し、無縫塔と呼ばれるようになりました。
無縫塔の特徴は、石材を積み上げて作られた塔であること、接合部分に一切の釘や接着剤を使用していないこと、塔の内部に仏舎利が納められていることの3点です。無縫塔は、仏舎利を納めるために建てられた塔であるため、仏教の聖地であるインドや中国、日本などに見ることができます。
無縫塔は、仏教の聖なる塔として、人々の信仰を集めてきました。無縫塔を参拝すると、功徳が得られると信じられており、多くの人が無縫塔に参拝に訪れます。無縫塔は、仏教の信仰と文化を伝える貴重な遺跡として、現在でも大切に保存されています。
無縫塔の特徴

無縫塔とは、塔身の石材を積み上げたあとで、塔身全体を漆喰などで塗り固めてしまうという特徴を持った塔のことです。これにより、石材の目地が見えなくなり、まるで継ぎ目がないように見えることから「無縫塔」と呼ばれるようになりました。無縫塔は、平安時代中期以降に流行した塔婆の一種で、現在も各地に多く残されています。
無縫塔の特徴は、まずその構造にあります。無縫塔は、通常、石材を積み上げて造られますが、石材の目地が見えないようにするため、塔身全体を漆喰などで塗り固めます。この漆喰は、数年に一度塗り替えが必要で、その作業は「無縫塔塗り替え」と呼ばれます。
無縫塔の特徴は、構造だけでなく、その見た目にもあります。無縫塔は、石材を積み上げた塔婆とは異なり、漆喰で塗り固められているため、表面が滑らかで白っぽい色をしているのが特徴です。また、無縫塔は、塔身の上部に屋根がないのが一般的です。
無縫塔は、平安時代中期以降に流行した塔婆の一種で、現在も各地に多く残されています。無縫塔は、その独特の構造と見た目から、人々の注目を集める存在となっています。
無縫塔の構造

無縫塔の構造
無縫塔は、単層または多層の石塔で、その名の通り、接合部や縫い目がなく、一枚の石から彫り出されているのが特徴です。この構造は、強固で耐久性に優れており、長い年月を経てもその姿を留めています。
無縫塔の内部は、通常、空洞になっており、その内部に仏像や経典が安置されています。また、無縫塔の頂部には、相輪と呼ばれる装飾が施され、その先端には、宝珠が据えられています。相輪は、仏教の宇宙観を表しており、宝珠は、仏教の智慧を表しています。
無縫塔は、その構造や装飾の美しさから、古くから人々に親しまれてきました。また、無縫塔は、仏教の教えを伝える重要な役割を果たしており、現在でも多くの寺院や神社で見ることができます。
無縫塔の建て方

無縫塔の建て方は、独特の技法が用いられています。まず、塔の基壇となる部分に、石材を積み重ねていきます。石材は、すべて同じ大きさ・形に加工されており、互いにぴったりと接するように積まれます。塔の高さは、通常は7~9層で、それぞれの層は、上に行くほど小さくなっていきます。塔の内部には、中央に心柱が立てられ、その周りに石材を積んでいきます。心柱は、塔の強度を保つために重要な役割を果たしています。
塔の外側は、石材を積み重ねていくだけでなく、彫刻やレリーフが施されることもあります。彫刻やレリーフは、仏教の教えや故事などをモチーフにしたものが多く、無縫塔に華やかさを添えています。無縫塔の建て方は、非常に高度な技術が必要で、熟練した石工によってのみ行うことができます。
無縫塔の建て方は、その独特な技法から、世界遺産に登録されているものもあります。例えば、インドのサンチー・ストゥーパや、スリランカのジェタワナラ Maya Stupaなどは、無縫塔の建て方の傑作として知られています。
無縫塔の費用

無縫塔の費用は、塔の規模やデザイン、使用する材料などによって異なります。一般的な無縫塔の建設費用は、1000万円から数億円までかかるとされています。
無縫塔の建設費用の中で最も大きな割合を占めるのが材料費です。無縫塔の材料としては、石材、木材、金属などが使用されます。石材を使用した無縫塔は、耐久性に優れていますが、費用も高くなります。木材を使用した無縫塔は、石材に比べて安価ですが、耐久性は劣ります。金属を使用した無縫塔は、石材や木材に比べてさらに安価ですが、耐久性はさらに劣ります。
無縫塔の建設費用は、塔の規模によっても異なります。塔が大きくなればなるほど、材料費や人件費も高くなります。また、無縫塔のデザインも建設費用に影響を与えます。複雑なデザインの無縫塔は、シンプルなデザインの無縫塔よりも建設費用が高くなります。
無縫塔の建設費用は、使用する材料や塔の規模、デザインによって異なります。一般的な無縫塔の建設費用は、1000万円から数億円までかかるとされています。
